2007年11月25日

混合診療について感じること

今月7日、東京地方裁判所でいわゆる混合診療についての裁判所の判断が示されました。
ニュースで大きく取り上げられたのでごらんになった方も多いんじゃないかなって思います。

混合診療っていうのは、まあ乱暴ですがざっくり言ってしまうと、

病院で保険証が使える診療と、使えない診療と両方にかかったらどっちも保険は使えないよ。
=つまり3割負担はなくて、すべての診療でぜ〜んぶ自腹切ってね。


っていうお話です。

よく例にあがるのは歯医者さんでのインプラント治療ですかね。
(ただし医療費控除は使えます。)

7日の判決では現在原則禁止とされている混合診療について
「健康保険法に明文の規定がなく、国の解釈に誤りがある。」
という判決を東京地裁はくだしました。

ただ混合診療そのものの是非については判断をさけたようです。

厚生労働省、日本医師会などは混合診療について否定的な立場にたっています。

要約すると・・・

医療の安全性の確保が難しくなる。
国民皆保険制度の存続があやしくなる。
所得格差によって受診できる医療が違ってくる。

なんて感じでしょうか。

確かにむずかしい問題です。
お金で医療を買う、という発想はちょっと・・・、と個人的には思うし
例えばどんな薬であれば保険がきいて、どんな薬であれば保険がきかないのかという線引きもむずかしいですよね。

ただ今回の裁判の原告の方のように、実際に保険適用外治療をうけていることで助かっている方々がいらっしゃるのも事実です。

線引きを徐々に広げていく形でもいいので、できれば混合診療認めてほしいなぁって思います。
どんな病気にいつかかるのかは誰にもわからないことです。
三大疾病や難病などはなおのこと。
医療保険はいらないけどガン保険は入る、なんて人もいるくらいです。

多少余分にお金を払ってもいいので、いい治療をうけたいと思う人はいるのだろうし、
もしかしたらそれ仕様の医療保険なんて保険会社が作ったりして・・・。
ただ保険適用外診療の支払いをカバーする保険なんてさすがの保険会社もリスクが大きくて作らないですかね・・・。

この問題で一番やってほしくないこと。
混合診療を認めることで国側が保険診療のわくを狭めて、
保険外診療のわくを広げてしまうこと。
保険給付を国側は減らしたいんでしょうからね。

でもなんとかそこを維持したままで混合診療認めてもらえないですかね。
患者さん側にとって少しでも使いやすい制度が出てきてほしいと願っています。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆








fpmako at 22:53│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!社会保険 | ライフプラン

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